昭和初期の食べ歩き本

東京名物食べある記 (国立図書館コレクション)

by 時事新報家庭部 編 and 時事新報家庭部

東京名物食べある記 (国立図書館コレクション)

 
Kindle Unlimitedで読めます。
昭和初期のグルメ本。アンリミで読めるのは当時発行されたものだが、2020年に復刻版が出ているようでそちらの紹介文がわかりやすかったので引用する。
 

 関東大震災から復興した東京を食べ歩く――

時事新報の記者たちによる辛口評と
昭和モダンを感じる挿絵から
当時の外食文化や世相が見えてくる

日刊紙『時事新報』家庭面の連載記事をもとに昭和4年に出版された『東京名物食べある記』の復刻。
関東大震災後に復興した東京に出現した数多くの飲食店を記者たちが食べあるき、歯に衣着せぬ記事と挿絵で人気を博した。
新字新かな遣いで復刊 !!

〈目次〉
銀座千疋屋/銀座資生堂/銀座不二家/銀座松屋食堂/高島屋食堂/日本橋白木屋食堂/三越本店食堂/富士アイス/上野松坂屋/浅草味覚極楽/上野麦とろ/新宿駅附近/日暮里羽二重団子/駒形どぜう/麻布永坂更科そば/神田の藪/亀戸のくず餅/横浜味覚極楽・・・・・・(抜粋)

 

ただ食べて褒めるだけじゃなく辛辣なコメントも多いことに驚く。1つ1つの記事は短いので、おもしろおかしく軽く読めるのに昭和初期の匂いがプンプン漂ってくる素敵な本。挿絵もとてもかわいい。

「ほんよむぶろぐ」について

はじめまして。普段は主にKindle Oasisを利用して本を読んでいます。

外出先ではiOSKindleアプリを使います。kindle Unlimitedヘビーユーザーです。

物を増やしたくないのでなるべく紙の本は購入ないようにしています。

 

読むジャンルは様々ですが、ノンフィクション、エッセイ、近代・現代作品などを好みます。
大正〜昭和初期頃の日本に興味があるので、この時代の文化を覗けるような本はたまらなく好きです。

実際の私はデジタル製品めちゃめちゃ活用していてインターネット大好きですが、デジタルのない時代の生活に憧れています。

 

「ほんよむぶろぐ」というタイトルですが、読んだ本の記録以外に生活のことなど、好きなことをなんでも記録するブログにしようと思っています。