本を読む人は「本の本」が好き

岡崎武志「読書の腕前」

読書の腕前 (光文社知恵の森文庫)

Kindle Unlimited対象。

本について書かれた本が好きだ。今まで何冊も読んできたが、それでも定期的に読みたくなる。読書欲が刺激され、読書の良さを改めて感じることができ、新しい本に出会うことが出来る。

今回読みたくなった本は10冊。

 

ギッシング『ヘンリ・ライクロフトの私記』

桑原武夫『わたしの読書遍歴』

磯田和一絵と文『書斎曼荼羅 本と闘う人々(①・②)』

片岡義男『日常術 片岡義男〔本読み〕術 私生活の充実』

佐藤泰志海炭市叙景

ロアルド・ダールに『あなたに似た人』

山本健吉『ことばの歳時記』

森有正『流れのほとりにて』

ジャン=ルネ・ユグナン『荒れた海辺』

ぼくらはカルチャー探偵団編『活字中毒養成ギプス』

 

少し調べてみたところ、電子化されておらず現在では紙の本も新品では販売されていない本がほとんどだった。図書館で探して読んでみようと思っている。

著者は古本蒐集家でネットで本を買うこともほぼないぐらいだと言っていたのでこの結果は納得だが、私は反対に電子・ネット派でこういった本は知る機会も少ない。新しい出会いを探すためにも「本の本」は積極的に読んでいきたい。

最近積読が増えてきて、一度消化するまで新しい本を買うのはストップしようかなあと考えていたが、著者の「積読はするべき。現物があることに意味がある。」という考えに納得させられたのでどんどん新しく本を買おうと思った。