文学史上もっとも恐ろしい小説とは?
ヘンリー・ジェイムズ「ねじの回転」
Kindle Unlimited対象。みなさんは、光文社古典新訳文庫読んでいますか?良質な古典がよみやすい新訳で、たくさん読み放題対象になっていてこれだけでもアンリミに加入する価値があると思っている。
「ねじの回転」は、"文学史上もっとも恐ろしい小説"と言われている。
小説なのに、いつどこから何が迫ってくるか分からない不気味なホラー映画を見ているような感覚になり、引き込まれて一気に読んだ。
いや、映像のない小説だからこそ曖昧で不明瞭な要素が活きて不安を掻き立てられるのかもしれない。
1898年に発表された古い作品にも関わらず、新鮮でドキドキするような読書体験をすることが出来た。